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イントラコア®とについて
イントラコア®とは
本治療は日本の厚生労働省にあたるアメリカ合衆国のFDA、ヨーロッパEUのCEの許可を得、多くの方が施術されています。満足度が高く、また安全性も高い施術です。 老眼の手術で世界的に認められているものとしては、イントラコア®・スプラコア®(老眼LASIK)・CK等があります。イントラコア®は角膜表層また深層に傷をつけることなく角膜実質の一部をフェムトセカンドレーザーにより切断する施術のため、短時間で終了する安全、安心な施術で、無痛で感染の可能性もありません。但し、手術適応範囲が狭いため、ご希望されても対象となる可能性が低い施術でもあります。レーザーにより角膜の形状を非球面に変化させ約2~3Dの老眼矯正効果をもたらすことができます。
老視矯正を角膜実質内で処置するため、表面に傷が出ません
術後のOCT画像
この屈折矯正手術は現時点では健康保険適応外でありますが、生命保険ではレーザー治療として給付される場合もあるので各保険会社にお問い合わせ下さい。
具体的な手術内容について
イントラコア®はまず視軸を決定するため角膜上にマーキングします。次に、Technolas フェムトセカンドVICTUSにてポジショニングをとります。(センタリングがずれると視力に影響しますので注意して頂きます。)手術は点眼麻酔下で行い、まず非優位眼を行います。(優位眼は様子を見て必要があれば4週間以降に致します。)手術中は、リングの証明の中心の点滅の中を固視して下さい。照射中はビーンという音がしますが、見えにくくても固視して約20秒頑張って下さい。施術中は頭・体は動かさないで下さい。手術後、約1~2時間目を閉じて、安静にして頂きます。帰宅前にもう一度、診察し問題がなければ帰宅します。無痛手術ですが当日はかすみ、眩しさがあります。2週間くらいで安定してきますが、翌日より徐々にかすみ、眩しさは改善され、近方視力も良くなります。
手術後の合併症について
手術後、角膜の傷は約1~2週間で消失しますが、この間グレアー(羞明)があります。これは徐々に改善されます。 夜間の運転に多少支障がでることがありますが、徐々になくなります。遠方視力が多少変動し低下することがありますが、気になるほどではなく徐々に改善されます。角膜の脆弱性は問題なく眼圧にも影響しません。将来、白内障になって手術するときも問題なく手術できます。